農家インタビュー

今回は、夢農人とよたメンバーである、武蔵のきくらげ 築山嗣仁さんに
工業から農業へのシフトチェンジスタート。その熱い思いについて
お話をお伺いしました。

[2018年9月19日/ころも農園にて]


生産している主な農作物


きくらげ・しいたけ・なめこ


概要


▼所在地
豊田市鴛鴨町
▼栽培について
水質の綺麗な工場の中を使って栽培。
温度・湿度管理をして、一年中安定した栽培をめざしています。
▼出荷・販売先
イオンスタイル豊田
JA
やまのぶ
リブレ
ころも農園
桶狭間タン麺


脇役では終わらない、おいしい国産きくらげをみなさんに届けたい。


きれいな水を有効活用できないだろうか?

もともと自動車部品の製造工場を経営しているのですが、
会社に井戸水があり、水質検査をしてみたところ、
なんと、飲めるレベルのきれいな水だということが
わかりました。せっかくのこの綺麗な水!
何かに使えないかなぁ?と考えはじめていたところ、
たまたま、立ち寄った、ちゃんぽん屋さんで
“国産きくらげ”に出会い、美味しい!と思い、
これを栽培してみよう!と考えはじめました。

実際、長野県にある、きくらげの栽培をしている
農家さんを見にいって、自分の工場の中を
改装したらできる!ということがわかり、
おいしい国産のきくらげの栽培に役立ててみよう!
と決断しました。

もちろん、
こだわりの水については年に一度の水質検査は欠かせません。
雨の日は湿度が高いので水を減らすなど、細かい
温度・湿度管理がとても重要な、きくらげ。
こまめに自分自身でチェックしています。


天日干しが美味しさの秘訣!


きくらげやしいたけは、天日干しを
することによって、栄養価が高くなり、
美味しさも、増していきます。

綺麗な水で栽培した、きくらげや、しいたけを
天日でじっくり干す。
無農薬ですし、工場のなかで、生産管理しているので、
台風などの災害にも強く、安定して生産できます。


日本にまだない「きくらげ組合」を作って、安全な国産きくらげを増やしたい


現在、きくらげ農家さんは、日本全国ほんの少しの方だけです。
白いきくらげは、その中でもさらに少し…。

九州地方には栽培されている方が多いのですが、
そのほかの地区では、あまり盛んでありません。
そのため、“組合”といったものも、日本にありません。
自分の手で、きくらげ組合を立ちあげていきたいと思っています。

大手にきくらげを納入しようと思っても、生産量の問題などで
1社だけでは不可能です。
でも、集まれば大手への一括納入が可能になります。
そうなれば、みんなが安心してたくさん作ることができます。
そして国産きくらげも増えてきます。

きくらげは、外国からの輸入品で、価格はとても安いのですが、
残留農薬が問題になったこともあります。

日本でもっと、安全な国産きくらげを栽培し、
ひろげていきたいと思っています。


手探り状態の農業スタートの中で…


やってみよう!という勢いではじめた、きくらげ、しいたけ栽培。
すべてが手探り状態でした。
どこでどうやって販売していったらいいのか?
生産したとしても出荷の方法は?
など、悩んでいるときに、出会ったのが“夢農人とよた”という
農家団体グループでした。


夢農人に入ったことで販路拡大


入会してすぐ大橋園芸さんがイオンで販売しよう!と言ってくださって
すぐに出荷できるようになりました。
とてもありがたかったし、すごいなと思いました。


どのメンバーのみなさんもとても気持ちよく受け入れてくださって、
月1回開催している、農家の市“夢農人マルシェ”で実際に
お客様と対面で販売させていただいて、生の声を頂きながら
販売できる喜びを実感させてもらえています。

「おいしかったよ!」と言っていただけたとき、とても嬉しいですね。
おいしく食べていただくための提案をこれからもしていきます。

定例会などもしっかりしていて、
とても個人ではなかなか、チャレンジしていけない
情報も共有してもらえています。
先輩のメンバーからも色々な農業のアドバイスをいただけるので
とても心強いです。

これからも、夢農人とよたの先輩方を見習って
色々な場所できくらげ、しいたけのおいしさを広めていきたいです。