農家インタビュー

今回は、夢農人とよたメンバーである、高橋農園 高橋修二さんに、
安心・安全にこだわった野菜を販売し続けていく、こだわり方をお聴きしました。

[2019年10月29日/ 高橋農園ハウスにて]


生産している主な農作物


米・麦・大玉トマト・ミニトマト・西瓜・レモン・ミニトマト
プラム・ネーブルオレンジ・清見オレンジ・ほうれん草・小松菜・大根・白菜・人参
茄子・九条ネギなど


概要


▼所在地
愛知県豊田市畝部東町馬場西1-1番地
▼栽培について
ハウス栽培
▼出荷先・販売先
バロー・JA・食べチョク


後継者問題から農業の世界へ


もともと、高橋さんのご実家は魚屋さん。
高橋さん自身もいずれ魚屋さんを継ぐつもりで、何年も修行に出て働いていました。
しかし、状況がかわり青果市場でのご縁をいただき、仲卸業者として流通業界にはいり、
働いていました。

そんな中、高橋さんが40歳を迎えるころ、奥様のご実家で後継者について考えなければいけないタイミングが訪れます。

奥様は姉妹で、男の子がいない高橋農園。
だれかが、後を継がなければ、先祖代々続いてきている、高橋農園は終わってしまう。
それではせっかく作り上げられてきた高橋農園があまりにも、残念すぎる。
それであれば、自分が後継者になろう!!
と決断し養子縁組をし、高橋農園の三代目として、農業の世界に飛びこんだそうです。



すべて 一からのスタート


物流という分野でJAや青果市場には関わってきていたものの、
実際、農業で農作物をつくるのは初めて。
すべてのことが、新たに覚えていくことばかりでした。
義父さんのアドバイスをうけながら、自分自身でも勉強をし、昔ながらの知恵と技術をベースに現在にあった農業の方法を取り入れ、販路先の開拓を広げる高橋さん。

数年前の台風の際に、もともとパイプで建てられていたハウスが強風により倒壊してしまいます。
そのタイミングでハウスを鉄骨のものにかえ、台風の際には真空にすることができる、
ハウスにしました。中にはスプリンクラーもついており、浄水した水をタンクから引っ張り、3mの円を描きながら、水を撒いてくれるような設備も整っています。



物流業界にいたからこそこだわる、安心して食べられる野菜


ハウスの中では、農薬は絶対に使用しないという高橋さん。
土壌作りに力をいれ、微生物の活動を活性化させる状況で苗自身がもつ力を最大限に引き出し美味しい野菜を作るようにしています。
農薬を使わないかわりに、人間が口にしても大丈夫な、でんぷんをつかったり、蛙の力を借りたりして虫の駆除をし、農薬以外の方法で野菜を栽培しています。
その為、綺麗でピカピカな野菜ばかりができあがるわけではありません。
虫食いの部分がある葉物も多々あります。無農薬で育てるという証拠だと消費者のみなさんに理解していただきたい部分です。



そのまま食べられる野菜だからこそのイベント開催


2019年の夏に地元の方の依頼をうけ、「ミニトマト収穫体験」のイベントを開催しました。
たくさんのお子様たちに、ハウス内で自由にミニトマトを収穫してもらいました。
その場で、パクッ!と食べていただいても、農薬の心配はなく安心です。

満面の笑みで一生懸命ミニトマトを探し、収穫する子供さんたちと触れ合うことができて、
高橋さん自身にとっても、とても思い出深いイベントになったそうです。

自分にも2人のお子様がいらっしゃって、日々美味しい野菜を食べてほしいと願う高橋さんだからこそ、こういったイベントも忙しい日々の中で取り入れていけるんだなぁと感じました。



野菜を販売するということ…


高橋農園の野菜は スーパーマーケットである株式会社バロー 岡崎市大樹寺店をメインに出荷しているそうです。
スーパーで販売するのに、難しいのは「価格設定」
栽培中に農薬を使用していないことをアピールし、希望価格で販売したとしても、
その野菜のすぐ目の前で、安い価格の野菜が販売されていたら…。 
主婦の方はどうでしょう?
価格の安いものを買いませんか?
できるだけ、食卓に安心安全なものを並べたいとみなさん思っていても、やはり安いものを買って家族を支える方がお客様の多数を占めると思います。
そうであれば、価格は上げず、相場に合わせた野菜でどんどん、皆様の食卓で食べていただけるように販売していきたいと高橋さんは考え、価格設定は他の売り場も見ながらの設定を心掛けているそうです。
安定供給を心掛け、鮮度の良い野菜を販売するために、販売回転率を重視する方法は、
流通業界で勉強されていた、高橋さんであるからこそできる販売方法だなぁと感じました。

その他にも「食べチョク」という、こだわりの安心・安全野菜を販売している、
ネットショップサイトからの注文販売での取引も多いそうです。
高橋農園のこだわる部分をきちんと理解していただいたお客様のもとへ、
販売できる方法のひとつとして、大切にしているそうです。


チャレンジしていきたいことは、たくさんあります!!


これから先、農業を主力ベースに置きながらも、
奥様をメインとしたカフェの経営であったり、
地元の方に喜んで来ていただけるような、シェアショップなども、チャレンジしていきたいと考えていると話してくださいました。

農業の勉強は、これからもどんどんしていきたいですし、
販路もどんどん開拓していきたい。
その為には、人員を増やすのが絶対的に必要となってきます。
尊敬している義父の助言も受けながら、農作業自身の効率化も考え、色々な分野で野菜を取り入れられる夢にもチャレンジしていきたいと考えられているそうです。

多品種の農作物をつくる!年間通して高橋農園の安心野菜を食卓にお届けする!果実も含め高橋農園を一年中味わってみてください。